セーターの仕上げ方法(4)袖つけ準備、割り糸作り (パピー クイーンアニーで編む息子セーター)

セーターの仕上げ、今回は「仕上げ方法(4)袖つけ準備、割り糸作り」です。

まず、袖つけの前には“割り糸”を作ります。

割り糸というのは、毛糸を半分?くらいの太さに分けて、袖つけや糸印に使います。

4PLYだと2本ずつに分けるという感じです。

長さは、肩幅くらいで作ります。

袖つけに使う場合は基本的に共糸で作りますが、分けられない糸やネップがあるなど縫いに向かない糸の場合は、似た色の糸で代用することもあります。

分けただけだと、こんな状態。

割り糸

蒸気を入れると、こんなふうになります。

割り糸

技法本を見ると、分けた後「撚りをかけ直してアイロンする」と書いてありますが、アイロンの下に糸を入れて引っ張って全体に蒸気をかければ大丈夫。

割り糸

毛糸にもよりますが、これで大体使えます。

ただ、普通のアイロンだと底板が熱くなるので、焦げないように注意が必要かもしれません。

ニット用のアイロンでしかやったことないもんで・・・(;一_一)すみません

 

私は、この割り糸を糸印用にいっぺんに作っておきます。

これで合印などを付ければ、アイロンするときも付けたままで良いので便利です。

プラスチックのマーカーだとアイロンの時に取らないといけないですからね。

 

ただし、「白い物に黒」「黒い物に白」の糸を使ってはいけません。(←ここ重要)

繊維が作品に残ってしまう場合があるので要注意!

ヴォーグ学園に通い始めたころ、白い物に濃いグレーで捨て編みしたら注意されたことがありました。

知らなかったんだもん。

誰か教えてよ~(>_<)

 

白いものにはピンクや水色、黒いものには濃いグレーや紺などを使ってます。

なので、余った糸で各色作っておくのです。

 

話はそれましたが、これで袖つけ準備はできました。

いよいよ、袖つけです。(^o^)v
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